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『レクイエム』(''Five Minutes of Heaven'')は、2009年のイギリス・アイルランド合作の社会派映画。本国イギリスでは劇場公開ではなく、2009年4月5日にBBC Twoでテレビ放送された。日本でも劇場での一般公開はなかったが、第22回東京国際映画祭(2009年10月)において『5分間の天国』の邦題で上映された他、DVDが2010年7月2日に発売された。海外ではBDも発売されている。 第25回サンダンス映画祭において監督賞(World Cinema Directing Award: Dramatic)と脚本賞(World Cinema Screenwriting Award)を受賞している。 == ストーリー == 史実とフィクションを織り交ぜて描く。 爆弾テロや殺人が日常茶飯事となっていた1975年の北アイルランドで、アルスター義勇軍(Ulster Volunteer Force)〔プロテスタント系武装組織。カトリック系のアイルランド共和軍 (IRA) と対立している。〕のメンバーである17歳のアリスター・リトルは報復テロとしてカトリック教徒である19歳のジム・グリフィンを殺害する。しかし、その現場をジムの8歳になる弟ジョーに目撃される。 33年後、加害者であるアリスターと被害者の弟ジョーがテレビ番組の企画で顔を合わせることになる。 事件後、アリスターは無期懲役の刑を受けるが12年で釈放されていた。服役中に彼は自分の犯した罪を深く悔い、出所後は自分のような過ちを若者たちが繰り返さないように説いてまわる活動をしていた。一方ジョーは、ジムを見殺しにしたと母親から責められ続けた辛い日々の記憶に未だに苦しめられていた。 撮影現場でジョーはアリスターを殺そうとナイフまで用意していたが、土壇場になってカメラでの撮影を拒み、その場を後にしてしまう。その様子を影から見つめていたアリスターは、自らジョーに会いに行くことを決意する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レクイエム (2009年の映画)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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